子犬のフードについて!
子犬の給餌について
子犬の消化能力は成犬などと比べると劣っていますので、水やお湯をかけて軟らかくしたフードを生後90日くらいまでは日に3回くらいに分けて与えて下さい。
成長期の子犬はフードを勢いよく食べますが、勢いがよ過ぎて飲み込んだフードが喉に詰まって窒息して危険な状態に陥る事がありますので注意が必要です。
水でふやかしたフードや水分の多いフードは、水分で湿った口の周りの毛に雑菌が繁殖しやすいのでお湯で絞ったタオルで子犬の口の周りを拭いた方が良いです。
子犬の優でのドライフードの選択基準
子犬にとって大切な栄養等については下にあります「子犬の栄養素」で簡単にご紹介させて頂いておりますが、毎日バランスの良い食事を与え続けるとなると無理がありますので、子犬の優では以下の項目を基準として選んだドライフードを主食として、旬の野菜・魚・肉などをトッピングして与えています。
ヒューマン・グレードの良質な食肉を使用していて、「肉副産物」・「肉類」・「鶏ミール」等の曖昧な表現のもの避けて、「××肉」とハッキリ書かれたものを使用。
アレルギーや増量材としての粗悪素材を避けるため、「小麦」・「大豆」・「トーモロコシ」・「××グルテン」等を 使用していないもの。
ミネラルはそのままでは体に吸収され難いので、体に吸収され易いようにキレ-ト化(タンパク質化合ミネラ ル)されたもの。
パック等に科学薬品の無添加をハッキリ表示されており、何によって防腐処理をしているか判るもの。
塩や甘味料が入っていないもの。(素材が良ければ入れる必要がないため。)
粗タンパク質 23%~30%未満、粗脂肪 8%~15%未満のもの。
高価=良いフードではありませんが、良い素材を使って生産されているフードであれば、生産コストも掛かってきて当然だと思いますので、安価な特価フードは選ばない。
子犬のフードの量
子犬の優では子犬の成長に伴いフードの量をどのくらい与えるかを以下の式を参考にして、1日当りの給餌量の当 りをつけて後は、ウンチの状態や体の状態をみて増減しています。
1日の給餌量の決め方
計算式
[{(30×体重)+70}×1.8] ÷ フードのカロリー
例・・ 2キロの犬で、100g当り380Kcol/hのフードの場合。
[{(30×2)+70}×1.8] ÷ 380 = 0.615
0.615 × 100 =約 62g(1日の給餌量の目安)
使用する計算式や個体の飼育状況等によってでる給餌量や必要とするカロリーに差がありますので、子犬 の優では上記 の給餌量を絶対量ではなく目安としウンチの軟弱や体等を見ながら調整しています。
ウンチの固さで判断・・
ウンチが軟らかい (ティッシュで容易に処理し難い硬さ) → 食べ過ぎかも
ウンチが硬い (コロコロな状態) → 少ないかも
ウンチが 標準 (ティッシュで容易に処理できる硬さ) → 適正かも
餌を増減してもウンチの状態に改善が見られない場合は、病気等の原因も考えられますので動物病院でご相談下さい。
体型で判断・・ (子犬の場合はぽっちゃりが標準)
痩せている犬
痩せている
皮下脂肪がなく、肋骨が浮き出し背骨が隆起して見える。
標準体型の犬
標準
肋骨部や全身を触ると、皮下脂肪が少し感じられる。
肥満の犬
肥満
厚い皮下脂肪に覆われて肋骨に触れない。
子犬の栄養素!
子犬に必要な栄養素
犬は肉食動物ですが、人間との生活が影響し雑食の傾向が強くなりました。しかし、犬は良質な動物性タンパク質を大量に必要とする動物です。それは、そして、子犬の成長期には、タンパク質だけでなく他にも水、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ミネラル、脂肪、多少の炭水化物など重要な栄養素がいくつかありますので、簡単にご紹介させて頂きます。
タンパク質
タンパク質には動物性タンパク質と植物性タンパク質がありますが、子犬にとって必要不可欠な栄養素は、動物性タンパク質です。成犬になると人間の4倍のタンパク質を必要とし、犬は殆どの臓器の元になる各種アミノ酸を動物性タンパク質から得ているのです。同時に良質な動物性タンパク質は抵抗力が強く病気になりにくい体をつくる事にもなりますので、子犬の成長にとってはとても大切なものです。また、動物性タンパク質が欠けてしまうと、子犬の体つくりに悪い影響を与えてしまいますので、必ず良質な動物性タンパク質を子犬に与える必要があります。 良質な動物性タンパク質の摂取に最も理想的な食べ物は生肉ですが、生肉だけでは栄養的に偏りができ、経済的にも負担が多くなりますので、その他の栄養素もバランス良く含まれた子犬用の総合栄養食(ドックフード)を利用したほうが手軽に子犬の健康管理ができます。しかし、良質なタンパク質を得られるドッグフードばかりではなく。大豆や麦など植物の粉末で構成される植物性タンパク質をメインに作られたドッグフードも多いので、飼い主が内容物や成分にも気を付けて与える必要があります。
脂肪
子犬の成長を支える栄養素には、脂肪は欠かせません。細胞の成長に必要な栄養であり、不足すると子犬の成長が滞り、皮膚が乾燥して肌がカサカサになりフケが多くなり、毛艶がなくなってきます。このような結果を避けるためにも子犬の食事には脂肪(必須脂肪酸)が不可欠です。子犬の体内では脂肪酸を充分には合成できない為、絶えず食事から得る必要があります。ただし、取りすぎても、肥満や皮膚病の原因になります。そして、子犬の食い付きに重点を置くあまり、ベタ付くほどの油を吹き付けたようなドライフードkがありますがこのゆおうなフードは避けるようにして下さい。
炭水化物
子犬の成長に必要な栄養素としてはそれほど重要ではありませんが、炭水化物には、腸の働きを程よく促し便通を良くするなど、腸の健康を保つ為には優れた栄養素です。炭水化物には腸の働きを良くすると同時に他の栄養素の消化吸収も助ける役目も行います。
ビタミン
ビタミンは、子犬の発育過程で必要不可欠です。必要なビタミンには脂に溶けて存在している脂溶性ビタミンと水に溶けて存在している水溶性ビタミンがあります。脂に溶けた状態で存在している脂溶性ビタミンはビタミンA、D、Eです。
ビタミンAは、子犬の成長を健全な状態で促進する作用があるのと同時に抗酸化作用もあり加齢を遅らせる働きもあります。その他、臓器、皮膚、感覚器、免疫力など広範囲に効果的に作用します。目に見えて分かるのが、皮膚の状態を健康に保ちきれいな毛質を作り上げます。
ビタミンDは、各臓器の発達を助け免疫機能を高め抵抗力を備えていきます。
ビタミンEは、皮膚の状態を整え毛並みを美しく保つ事に使われます。
脂溶性ビタミンは脂肪に蓄積され一度摂取すると簡単には排出されませんので過度の摂取はビタミン過剰症を起こすことがありますので注意が必要です。
水溶性ビタミンの代表としてビタミンB群とビタミンCがあります。
ビタミンB群には、食事で得た物を効率よくエネルギーに変えたり、細胞の成長を助けたりする役目があります。
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ビタミンCは、体の中でも作り出す事が可能な栄養素ですが、その量はごく微量なので成長期の子犬に少量のビタミンCを与える事で、各関節の急激な成長を助ける役目があります。関節の形成に伴い動きをスムーズにするコラーゲンも同時に形成されるのですが、この時にビタミンCはコラーゲンの形成を助ける栄養素にもなります。他にも、免疫システムを助けるなど、予防効果、抵抗力、自己治癒能力を高める役目を果たします。
水溶性ビタミンは脂溶性ビタミンと違って過剰に摂取しても尿と一緒に排泄される為、過剰症の心配はありませんが、逆に体に蓄積する事も出来ない為、毎日摂取しなければ欠乏症になる事もありますので注意が必要です。
ミネラル
ミネラルにはカルシウム、リン、ナトリウム、鉄分などがあります。子犬の発育促進、特に丈夫な骨作りや丈夫な歯を作り、体液のバランスを整えます。しかし過度の接種は、子犬の時は特にバランスを崩しやすいので注意が必要です。
水
子犬の成長に限った事ではなく、水は動物にとって最も重要なものです。子犬の体の2/3は水分で血液や細胞を形成しており、水分の働きによって新陳代謝や臓器を正しく動かし、消化や体温の調整にも水分が大きな役目を果たしています。体内の10%以上の水分が失われると動物にてとっては危険な状態に陥る事になりますので、常に水分の補給が出来るように考えてあげて下さい。(特に夏場の暑い時期や下痢の時などは要注意です)